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現場担当者を採用に巻き込むポイント

現場担当者を採用に巻き込むポイント

みなさんこんにちは、人材研究所代表の曽和です。
今回は「現場担当者を採用に巻き込むポイント」についてお話ししたいと思います。

いまの採用難時代、マンパワーはいくらあっても困ることはありません。
人事部の人間だけでは足りないので、現場の力を借りなければ採用活動を乗り切れない場合も考えられると思います。
そんなとき、現場の人たちにどのように採用にかかわってもらうのが理想なのか。現場の社員の方々を採用に巻き込む為のポイントを2つお話しします。

 

面接担当者はできるだけ数を絞る

1つ目は「面接担当者はできるだけ数を絞る」ということです。
もし100人の面接をしなきゃいけないという時に、25人の面接担当者に4人ずつ見てもらうパターンと、逆に、4人の面接担当者が25人ずつ応募者を見るパターンとどちらがいいと思いますか?
私は後者をお勧めいたします。つまり面接担当者は、できるだけ絞った方がいいと思います。
なぜならば、100人の応募者の中はある意味玉石混交でさまざまな応募者がいるからです。合う人も合わない人もたくさんいるでしょう。

確率論の大数の法則というものがあります。6回だけサイコロを振っても1から6の数字が等分に出るかは分かりませんが、1万回サイコロを振れば大体6分の1ずつ出ます。これが、採用の場合も当てはまると思っています。
1人の面接官が4人ずつ見る場合ですと、その4人が全員自社には合わないというケースもあり、逆に全員良いというケースもあります。ところがほとんどの人間は人間を相対的にしか評価できません。もしも「半分くらい合格にしてください」と面接担当者にガイダンスをしている場合、面接を行った4人のうち、本当は全員不合格にしたいところだが半分の2人を合格にする、逆に、4人ともすごく自社にとって良い人なので全員合格にしたいのに半分落としてしまう。こういう事が頻発する可能性が出てきてしまいます。
つまり、面接する側を小分けにしてたくさん動員すると、面接の精度はがた落ちになります。これが原理原則です。

よって、面接官の数をなるべく少なくし、たくさんの応募者を面接していくやり方がいいと思います。
ただ、現場の方は自分の仕事も忙しい中で面接という責任のある仕事をこなすのは大変です。そこで、広く薄くやるよりは集中してもらい、できれば面接官としての仕事も評価に反映してほしいと思います。そういう努力をされると「じゃあ会社のためにがんばろうかな」と感じてもらえるので、面接の精度が上がる→会社にとっても良い結果、という良い流れになります。

 

役割を絞る

2つ目は、現場の方に面接の仕事を依頼するときに「役割を絞ってあげる」ことです。
よくある落とし穴として、面接基準をすべて伝えてその基準で見てくださいと基準を盛り込んでしまうケースです。
例えば「うちの求める人物像っていうのはこんなタイプです」「こんな力とか能力とか性格を持っている人です」とガイダンスで伝えると、真面目な人ほど「その性格があるのか」「その能力を持っているのか」と頑張って聞いてくれるでしょう。
しかし、一次面接など初期の面接はグループ面接の場合もありますし、時間が短い場合も多いです。そんな中で、現場の担当者の方は慣れない面接を一生懸命がんばろうとして、お願いされたことすべてを聞き出そうとしてしまいます。

よって、現場の方にお願いする時は、例えば以下のように見るポイントを絞ってあげることが大切です。
「求める人物像はこんな人なのですが、最初の面接では言っていることがちゃんとわかるか、わかりやすく説明できるかどうかくらいを見てくれたらいいです。性格やパーソナリティは次の面接で評価をしますので」
「サービス業・接客業は印象が大事なので、まずは第一印象だけ見てください
このように見るポイントを絞ると、面接に慣れていない現場の方でも判断がしやすくなります。

いくら長く社会人経験があるとしても、採用面接は一定のトレーニングを積んでない方には難しい特殊なスキルです。日常的にコミュニケーション能力のある方でも、面接は逆に下手なケースはたくさんあります。
特に日本の場合、ものすごく日常的にコミュニケーション能力が高い人は、相手のことを慮って言葉にしていないことを推測しているケースがあります。しかし、面接の場合は相手が言っていないことを「こうじゃないかな」と推測して、推測した情報に基づいてジャッジを行ってはいけません。
したがって、「ここだけ見てほしい」というポイントを絞ることが大切になってくるのです。

 

数と役割を絞ることが大切

現場の方が面接官を担う場合、真面目であるほど一生懸命判断基準を探そうとします。でもなかなか見つからないから仕方なく不合格にしてしまおうか……と、どんどん落とす方向にインセンティブが働いてしまうおそれがあります。
しかし、面接官の数と面接官の役割を絞ることで、結果的に会社にとってダイヤモンドの原石のような人を見つけられる可能性がアップするでしょう。

ぜひ、上記2点のポイントを試してみてください。

 

本日は「現場担当者を採用に巻き込むポイント」についてお話ししました。

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